3月の歳時記レシピ「お彼岸にはロハスな麦とろがにあう」

● 極上のとろろ汁の作り方は次のページでご紹介させていただいています。
　　　→ とろろ汁の作り方
　　　→ 保存のコツ（冷蔵・冷凍）
　　　トッピングとダシ味はお好みで自由にお楽しみ下さい。
●ポイントは・・・・
*皮ごと摺りおろす。
（自然薯でしか味わえない風味を大切に）
*丹念にダシで伸ばす。
（伸ばせば伸ばすほどに風味が際立ちます）
自然薯はロハスでスローな食材です
●スローなフードを潤いの生活にとけ込ませるように・・・・、
できればゆったりと時間をかけて作りましょう。
スリコギを回しているうちに心は鎮まり、無心になれること請け合います。

※麦だけでなく雑穀米などもよく合います。

彼岸（ひがん）とは雑節の一つで、春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた7日間のこと。この春分と秋分は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので、西方に沈む太陽を礼拝し、遙か彼方の極楽浄土に思いをはせたのが彼岸の始まりです。
もともと「彼岸」とは煩悩を脱した悟りの境地のことですが、慌ただしい現代人は、なかなか心を鎮め、身体を清めることも叶いません。せめて、ご先祖様の供養にうかがうこの時期は、素朴で質素な、精進な営みを心がけるというのはどうでしょうか？